2025.04.22
JA信州諏訪は4月7日と11日、管内の営農センターで「小玉スイカ栽培指導会~ほ場準備編~」を開きました。地元住民ら計8人が参加。栽培を推奨する「ピノガール」の管理方法を説明。参加者の栽培意欲を高めました。
JAは、核家族化による需要が見込め、市場での優位性も期待できる品目として栽培を推進しています。2021年度から市場出荷を開始。25年度は生産者35戸(前年比15戸増)が栽培。苗は2700本(前年比1600本増)の注文を受けました。
この日は、営農部営農企画課専任指導係の仲井昇吾係長が講師を務めました。定植前のほ場の準備と1アールあたりに必要な資材、農薬の種類を説明しました。
仲井係長は「敷居が高いと感じる人は、家庭菜園や直売所集荷から始めてほしい。市場出荷までつなげられるようJAは支援する」と話しました。
参加者の茅野市の伊藤一樹さん(84)は「栽培を初めて3年目。おさらいの意味で参加した。今年は市場出荷を主として出せるよう頑張りたい」と話しました。
次回は5月8日、9日に定植、管理、防除についてセミナーを開催する予定です。
写真=小玉スイカ栽培の説明を聞く参加者(長野県原村で)
