JA信州諏訪役職員全体集会を行いました

2025.02.11

 JA信州諏訪は2月8日、茅野市のマリオローヤル会館で新年役職員全体集会を開きました。小平淳組合長は2025年の干支「乙巳(きのとみ)」から「大願成就の1年にしよう」と伝えるとともに、今年のキャッチコピーとして「半導体より協同体」「AIよりJA愛」を掲げ、役職員の意思結集を呼び掛けました。永年勤続者表彰やお天気キャスターなどで活躍する木原実さんを講師に招いた講演会も行い、組織全体のモチベーション向上を図りました。

 

 集会は、多様な業務があるJAの部署間の連携を強め、同じ方向を向いて進められるように2016年から開いている。コロナ禍は各職場でのリモートで開催し、5年ぶりに一同に会して行いました。

 

 役職員366人が出席。永年勤続者表彰では、勤続30年・20年・10年の計34人が表彰を受けました。受賞者を代表し、勤続30年の原・富士見共済センターの小池博陽センター長は「今日を迎えられたのは組合員や先輩、同僚のおかげ。支えてくれた家族にも感謝している。2025年度は3カ年計画の初年度。地域農業振興・JAの発展に向けて尽力していく」と決意を述べました。

 

 木原さんは「天と地と自然災害に備える!」をテーマに講演。まず、地の災害として地震を挙げ、同市は糸魚川静岡構造線断層帯にあるため、大地震が発生する可能性があるとし、「緊急地震速報が鳴ったら、頭(身の安全)を守ることが大切」など具体的なアドバイスをしました。また、天の災害は風水害で「温暖化により大雨(非常に激しい雨)が降りやすくなっている」と警鐘を鳴らしました。風水害は地震と違い、予測ができるため「自ら避難の判断をし、被害に遭わないようにしてほしい」と呼びかけました。災害時に役立つ常用持ち歩き袋の紹介などもありました。

 

 懇親会や労働組合主催のプレゼント抽選会など、役職員同士の交流も深めました。

 

 小平組合長は「乙巳は、努力を重ね、物事を安定させていくといった縁起の良さを表しており、大願成就に向かうという意味がある」と説明。「自己改革目標の実現、持続可能な経営基盤の実現に向け、メリハリのあるJAにしていこう」と挨拶しました。

 

永年勤続者表彰や講演会を行った新年役職員全体集会