2025.01.18
JA信州諏訪は1月17日、諏訪市の諏訪大社本宮で農業機械の初荷安全祈願を行いました。農機を購入した生産者、農機具メーカー関係者、JA役職員ら25人が参列。神職が1台ずつ農機をおはらいし、1年の農作業無事故と豊作を願いました。
JAが昨年10~12月に受注した農機が対象で、毎年この時期に行う神事。生産者への納入を控えたトラクター5台、田植機5台、コンバイン5台が車祈祷殿前に並びました。購入者と一緒におはらいを受けて清められた農機は、今春から田んぼや畑で稼働します。
営農部の菊池孝明部長は「より安全で使いやすく、労力軽減につながるスマート農機を導入・更新いただき感謝を申し上げる。2025年も豊作で、地域農業が発展し、農業所得増に繋がる1年となるよう願いたい」と挨拶しました。
諏訪市の山田ライスセンターの山田宏さん(51)は「大勢で作業するので、この1年間もトラブルや怪我がなく順調に進めばと思っている」と願いました。
富士見町農機センターの清水浩明基幹農業機械センター長は「農作業事故は減少しない状況。安全な機械使用を呼びかけている」と話しました。

安全を祈願し、おはらいを受ける農業機械(長野県諏訪市で)