大豊作を喜ぶ 小学校で稲刈り始まる JA信州諏訪岡谷支所

2024.09.13

 JA信州諏訪岡谷支所は9月11日、支所食農活動の一環として岡谷市立湊小学校の児童21人の稲刈り体験を支援しました。JA役職員と女性部湊支部員、支所運営委員の計9人が参加。管内で、小学生の稲刈り体験が始まりました。

 

 この日は、同校敷地内にある1アールの水田でヒメノモチの稲刈りをしました。支所運営委員の小口賢一さん(75)は「鎌は地面と水平になるように持って1株ずつ刈り、8株を1束にしてまとめてください」と指導。児童は教わった通り丁寧に手作業で稲を刈り取りました。稲束は女性部員らがわらで縛り、児童と一緒にはぜにかけました。児童は青空のもと一生懸命作業しました。

 

 5年生の山岡知寛さん(11)は「家でも手伝っている。活躍できて良かった。収穫祭はお餅にして食べたい」と話し、味澤穂花さん(10)は「稲を運ぶのが重くて大変だった。みんなと楽しくできて良かった」と話しました。

 

小口さんは「こどもたちが熱心に集中して作業を楽しんでくれてよかった。大豊作になり私もうれしい」と話しました。

 

 同校は脱穀後、収穫祭を予定しています。

 

写真=刈り取った稲をはぜにかける児童(長野県岡谷市で)

写真=稲をはぜにかけて隙間ができないように押し込む児童(長野県岡谷市で)

写真=刈り取った稲を運ぶ児童(長野県岡谷市で)