2024.08.27
JA信州諏訪花き専門委員会スターチス部会は8月21日、茅野市のJA玉川研修センターで「スターチスメリクロン苗注文説明および出荷査定会」を開催しました。部会員約30人が参加。秋の彼岸やブライダル需要に向けて出荷規格の再確認を行い、諏訪地域に適した品種や生産しやすい品種の確認を行いました。
出荷査定会では販売状況、出荷規格、荷造りについて説明しました。販売状況は原村営農センターの増澤優斗担当が「高温の影響により市場は品薄状態が続いている。なるべく多く出荷してほしい」と呼び掛けました。出荷規格と荷造りは営農部営農企画課専任指導係の佐藤勲知係長が説明しました。「梅雨明けから高温、干ばつが続いている。秋に向けて株養生、病害予防のための適切な薬剤散布を徹底してほしい」と呼び掛けました。
スターチスメリクロン苗の注文説明は、TSメリクロン株式会社、住化農業資材株式会社、福花園種苗株式会社の担当者が主に、2番花でも立ち本数と草丈が取れる新品種や諏訪地域で生産拡大を目指す紫系の品種を説明しました。
同部会の清水祐輔部会長は「各種苗会社から説明のあった品種を参考にし、来年の作付けに活かしてほしい」と話しています。
写真=新品種や育てやすい品種の説明を聞く部会員(長野県茅野市で)
説明:TSメリクロン株式会社
説明:住化農業資材株式会社
説明:福花園種苗株式会社