2024.07.17
JA信州諏訪は7月12日、官民でつくる「諏訪湖創生ビジョン推進会議」が活動の一環として行う、水生植物ヒシの除去作業に参加しました。JA職員6人が参加し、同推進会議構成員や県関係機関などの団体と共に、湖面に生い茂るヒシを手作業で除去しました。
この活動は、「諏訪湖創生ビジョン」に基づき行われ、ヒシの大量繁茂による水質悪化や船の運航障害、景観悪化などの問題を解消することが目的です。
この日は、NPO法人諏訪市セーリング協会、諏訪湖漁業協同組合、長野県水産試験場諏訪支場が6隻の舟を用意。1隻に船頭1人を含め5、6人が乗り、水草刈取船が座礁の危険があるため入れない初島付近の浅瀬でヒシを除去しました。参加者は、ヒシを手や腕に絡めながら取り舟に乗せ、満載になると入港して陸揚げしました。この作業を約2時間半で5回ほど繰り返しました。
管理部協同活動推進課の菊池正士課長は「雨の中での作業は大変だったが、岸に上げたヒシが増えるたび達成感を覚えた。諏訪湖が美しくなるように今後も参加したい」と話しました。
写真=取ったヒシを陸揚げするJA職員と参加者(長野県諏訪市で)