2024.06.12
JA信州諏訪花き専門委員会は6月11日、富士見町のJA会館富士見で花き取引会議を開きました。花き生産者、市場・県関係機関ならびに行政・輸送関係者、JA役職員ら約160人が出席。2024年度花き販売目標20億円の達成に向けた重点取組み事項などを再確認しました。
品目ごと分科会を開き、生産・作柄状況や販売計画、出荷規格などを確認。市場関係者による花き流通動向の説明、産地への要望・課題の意見交換と情報共有を行いました。
きく部会では、出荷規格に沿った厳格な検査を行い、同一の等階級における商品の品質差を抑えます。盆・彼岸等の特需期は出荷見込み数量に応じた予約相対取引を取りまとめ、有利販売につなげます。
懇談会では情報共有を密に行い、目標達成に向け意思統一しました。
柳澤源悟委員長は「信州諏訪の花きの高品質安定出荷に向け、生産者一丸となって日々努力している。高値での販売に向け、関係各位のお力添えをお願いします」と訴えました。
小平淳組合長「異常気象や価格高騰など厳しい環境の中、管内の多くの方に人の心を和ませる花を生産・出荷いただき大変感謝している。今年度も関係機関と連携し、有利販売に向け取組んでいく」と決意を示しました。
販売目標金額20億円の達成に向けて意思統一を図った花き取引会議(長野県富士見町で)