2024.06.28
JA信州諏訪女性部茅野市ブロックは6月26日、茅野市のJA玉川研修センターでパッククッキング教室を開きました。部員16人が参加。災害時にも役立つ調理法を学びました。
パッククッキングは、耐熱性のポリ袋にカットした材料や調味料、水を入れて湯煎で火を通す調理法。カセットこんろと備蓄した水を使えば、ライフラインが停止しても温かい食事が作れます。
JA女性部では2019年頃から各地で講習会を開いており、同ブロックでは昨年に続き2回目です。
この日のメニューは、「肉じゃが」「牛乳かん」「ご飯」「鶏むね肉のしょうが照り煮」。「肉じゃが」はカレー、シチューなどにも応用できるとして紹介。「牛乳かん」は6月の牛乳月間を意識して事務局が選んだ一品です。
部員は4人ずつのグループに分かれ、ポリ袋に食材を入れたらしっかり空気を抜くことや、ポリ袋は上部で結ぶことなどポイントを押さえながら手際よく調理を進めました。1時間ほどでできあがり、皆で試食しました。
柳澤和枝ブロック長は「実際に災害が起きたときは今日のように整った環境で調理できないかもしれないが、少しでも経験が役に立てばと思う」と話した。
ポリ袋に入れた食材を鍋に入れる部員(長野県茅野市で)