JA信州諏訪・茅野市・富士見町・原村トップセールスを行いました

2024.06.18

 JA信州諏訪は6月13、14日、東京都と神奈川県でJA信州諏訪・茅野市・富士見町・原村トップセールスを行いました。「暑さに負けない、総合供給産地」として3市町村の首長、JA役職員らが、市場関係者、仲卸業者、実需者を前に管内産農産物の有利販売に向けて力強くPRしました。

 

 JAは2024年度、野菜販売45億円、花き販売20億円の達成を目標に掲げています。農産物の出荷本番を迎えたこの時期に、3市町村・JA全農長野らと連携して企画しました。

 

 13日は、都内で野菜・花きの7市場の関係者、JA全農長野、JA役職員19人で懇談会を行いました。今年度の事業方針や販売計画を確認。目標達成に向け、意思統一しました。

 

 14日は、首長ら行政関係者、JA全農長野、JA役職員24人が、早朝から大田市場を訪問しました。東京青果株式会社の協力のもと、同市場イベントコーナーで、管内6市町村で現在出荷されているセルリーやブロッコリーなど17品目を展示。揃いの法被を着用し、〝総合供給産地〟として管内をPRしました。集まった仲卸業者に、セルリースティックの試食も配布しました。

 

 仲卸業者の男性は「甘くて柔らかく、とてもおいしい。高く販売します」と話しました。

 

 また、株式会社大田花き、神奈川県の横浜丸中青果株式会社での施設見学・役員との懇談会も行いました。

 

 市場関係者からは「信州諏訪は生産者の技術が蓄積されており、栽培・販売面で好立地のためとても大切な産地。今後も多くの出荷を期待したい」「生産者に農産物を作ってよかったと思ってもらえるよう、気を引き締めて販売していく」などの話がありました。

 

 小平淳組合長は「信州諏訪は八ヶ岳・蓼科・霧ケ峰の麓の標高1000メートル地帯で農産物を作って届けている。暑さに負けない産地として頑張るので、適正な価格で販売いただきたい」と訴えました。

 

大田市場イベントコーナーであいさつする小平組合長(左から4人目)。3市町村の首長、JA役職員らが並び、管内産農産物をPRしました。(東京都大田区で)