パセリ出荷に向け生育順調 JA信州諏訪野菜専門委員会パセリ専門部会

2024.06.20

JA信州諏訪管内で6月、パセリの生産が本格化しています。管内は県内有数の夏場の産地で、出荷最盛期は7月末頃に迎える見込み。JA野菜専門委員会パセリ専門部会は2024年度、119人が一丸となって高品質なパセリを全国の市場に届けています。

 

 同部会の清水哲也部会長は両親から受け継いで、2020年度にパセリ栽培を原村で始めました。

 今年度は、妻の和美さんと露地で7アールを栽培します。JAから3月下旬と4月初旬に苗を2000本ずつ受け取り、それぞれ約40日後に定植。6月17日現在、7月1日の初出荷を目指して栽培管理を行っています。11月10日頃まで日々、同村のJA原村営農センター野菜集荷所に出荷する計画です。

 

 清水さんは「部会全体で葉は濃い緑色で、重量があり枝が太く長い、出荷規格に沿ったパセリ生産を目指して頑張っている」と話します。

 

 「昨年は病害が発生してしまい苦労したが、今年は近年で一番順調に生育が進んでいる。これから暑くなるので、適切なかん水や病害虫防除を行い、高品質・安定出荷に努めたい」と抱負を述べました。

 

出荷を控えるパセリの生育を見守る清水部会長