『現代農業』で知恵と工夫を学ぶ JA信州諏訪直売所専門委員会 直売所夏季講習会

2024.07.01

 JA信州諏訪直売所専門委員会は6月25日と26日、管内4カ所で直売所夏季講習会を開催しました。A・コープ直売部会と夢マーケット直売部会の部会員計72人が参加。外部講師を招き、農作業で役に立つ「野菜づくりのコツと裏ワザ」と「熱中症予防」について学びました。

 

「野菜づくりのコツと裏ワザ」の講師は、一般社団法人農山漁村文化協会関東甲信越支部の石山桃子支部長補佐が務めました。農文協が出版している『現代農業』から、農作業の工夫事例を紹介。チューインガムでモグラを駆除できることや焼き肉のタレがカメムシの忌避剤として有効なことを説明しました。石山支部長補佐は「今回お伝えしきれなかったことは本に書いてあるので、日々の農作業に活かしてほしい」と話しました。受講者は興味津々に話を聞いていました。

 

「熱中症予防」の講師は、大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業部の稲葉努課長が務めました。「炎天下の作業は特に身体の水分が失われるため、水分のほかに塩分や糖分もとり効果的に体内の水分量を回復しましょう」と呼び掛けました。

 

 受講者の金井利知子さん(75)は「帽子にサロンパスを貼ると顔に虫が近寄りにくいのは画期的だ。ぜひやってみたい」と話しました。

写真=富士見会場にて説明を受ける部会員(長野県富士見町で)