「食と農」の楽しさを広げる JA信州諏訪

2024.05.13

 JA信州諏訪管理部協同活動推進課は5月2日、富士見町の畑で野菜作りを始めました。職員5人が参加。食と農の理解促進に向けた取り組みの一環として、昨年に引き続き遊休農地を活用して野菜作りを行っています。収穫した野菜は、同JA女性部の料理教室やフードドライブなどで活用します。農地保全にもつながる取り組みです。

 

 この活動は、遊休農地・耕作放棄地を借り受けてキャベツやコメなどを生産するJAの子会社「あぐりクリエイト信州諏訪」が管理する約2アールの畑で2年前から行っています。参加者はキュウリやトマト、ジャガイモなど約10品目の種苗を用意。管理機で耕し、マルチを貼った畝に一つ一つ丁寧に植えました。

 

 同課の菊池正士課長は「自分で育てた野菜を調理して食べる楽しさを広めたい」と話しています。

 

 同課は小学生の稲作体験や花育活動も支援しています。また、地元ケーブルテレビLCVのオリジナル番組「じゃすまる倶楽部」では、旬の地元野菜を使った料理コーナーを放送するなど、幅広い食農活動を行っています。

 

写真=協力して野菜苗を植える職員(長野県富士見町で)