2024.04.19
JA共済連長野、長野県警察本部、岡谷警察署は4月18日、岡谷市の岡谷工業高校で「生徒向け自転車交通安全教室」を開きました。生徒ら約490人が参加。スタントマンが危険な自転車走行に伴う交通事故場面を再現しました。参加者は事故の危険性を疑似体験し、事故に遭わない、起こさないための知識を学びました。
JA共済連長野は交通事故未然防止活動の一環として2012年度から同教室を毎年開催しています。次世代を担う生徒たちの育成と安全な環境づくりに貢献しています。当初は県内の高校2校で開催でしたが、2016年度からは北信、中信、東信、南信の地域ごと1校ずつ計4校に増やしました。
当日はスタントマンが危険な自転車運転による事故を7つ再現しました。トラックの内輪差による自転車巻き込み事故では、左折トラックがロードコーンを巻き込むようすを代表生徒2人が目の当たりにし、交差点ではあと一歩下がって待つことを学びました。
生徒会長の武田怜也さん(18)は「曲がり角でヒヤッとしたことがある。気を付けたい」と話し、副生徒会長の石井佑司さん(17)は「自転車で並走しないように注意したい」と話しました。
JA共済連長野JA支援部の寺田貴代子主任は「各校で自転車事故未然防止の認識が高まるように努力したい」と話しました。
写真=交通事故を再現するスタントマン(長野県岡谷市で)