JA女性大学入学式 リーダーを目指し学び始まる

2024.04.16

 JA信州諏訪は4月10日、諏訪市のJA本所でJA女性大学入学式を開きました。新入生、在校生、副学長、JA職員の7人が参加。学生は農と地域をともに支えるパートナー意識の養成や、JA運動における女性リーダーになる知識などを学びます。入学生はリーダーとしての第一歩を踏み出しました。

 

 同大学は「JAや協同活動への理解を深め、農と地域をともに支えるパートナー意識の醸成とJA運動における女性リーダーの養成」を目的としています。教材は『家の光』が中心で、学生は月1回の講座を通して食農や手芸、JA事業について学びます。所定単位を修め卒業。女性大学院に進学する卒業生も大勢います。

 

 笠原長子副学長は、「皆さんと楽しく学習していきたい。卒業後も大学院に進み女性部や大学活動に携わってほしい」と挨拶しました。

 

 式後に行った初回講座は、『家の光』5月号「楽しく学ぶ『JA共育ドリル』」を読み合わせをしました。参加者はJAと株式会社の違い、食料安全保障について学びました。食品ロス削減のため食材を買いすぎない、商品を棚の手前からとるなど活発に意見を交換し合いました。

 

 新入生で諏訪市在住の藤森俊子さんは「新しい体験ができることが楽しみ。大学生活を通して知識を深める喜びを感じたい」と話しました。

 

 事務局のJA協同活動推進課植松香織担当は、「楽しく学べるようにカリキュラムを組んだ。途中入学可能なため友達と参加してもらえたら嬉しい」と話しました。

 

 次回の講義は5月、園芸「寄せ植え」開講予定。来年2月までに計9回の講座を予定しています。

講義を受ける学生たち