東日
JA信州諏訪のプライベートブランド商品「JA信州諏訪のりんごジュース」の販売が開始しました。2020年から毎年この時期に製造し、「その年の作柄によって味の変化が楽しめる」とリピーターも増えている人気商品。販売する同JA子会社の株式会社あぐりライフ信州諏訪は「今年は香りもよく、特においしい」と胸を張ります。新たな販売先への売り込みに力を入れ、さらに多くの人に味わってもらいたい考えです。
同商品は、信州諏訪産「ふじ」のストレート果汁100%缶ジュース(1缶190g入り)。管内のA・コープ店や直売所、同社本店などで1缶、6缶パック、30缶入りケースで販売しています。
今回は2024年12月、管内の営農センター3カ所で、JA果樹部会69人が栽培する「ふじ」の加工用を集荷。昨年比200ケース増の2000ケース(1ケース30缶入り)が完成しました。
2024年度は、天候不順の影響でカメムシ被害が発生し、厳しい状況下での栽培となりました。部会員は長年の栽培で培った高い技術のもと、生食・加工用ともに出荷。味は例年通り、良好。リンゴ本来の香りが楽しめ、スッキリとして飲みやすいジュースができあがりました。
同社はイベントへの参加、企業との連携を行うなど、同商品の売り込みを行い、毎年完売に導いてきました。今年も地元ホテルや観光スポットなど新たな販路を開拓し、目標達成を目指します。
営業課の熊谷洋課長は「部会員に出荷いただいたおかげで今年もジュースができあがり、感謝している。今年はとくにおいしくできあがり、自信を持っておすすめできる。ぜひ多くの皆さんに味わってほしい」と呼びかけています。

写真=完成したばかりの「JA信州諏訪のりんごジュース」をPRするあぐりライフ信州諏訪の職員(長野県茅野市で)