2025.01.30
JA信州諏訪は1月下旬、茅野市民館で文化講演会を開きました。料理研究家の土井善晴さんが「食事のよろこび」をテーマに講演。会場には組合員ら約600人が来場し、土井さんの話に耳を傾けました。
同講演会は、「なくてはならないJA」の実現に向けた組合員・地域住民向けの教育文化活動の一環で、年1回この時期に開催しています。
土井さんは、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案しています。この日は、日本の食の歴史や料理の大切さについて話しました。「何を食べるべきかは自然が教えてくれる。今は冬枯れの季節。土や雪の下に植わっているレンコンやゴボウのほか、ホウレンソウやハクサイなどを食べてほしい」と呼びかけました。
終了後は、小平淳組合長が管内産米「つきあかり」1袋(5キロ)、信州諏訪産のイチゴを贈りました。
土井さんは「お米やイチゴは皆が大好きな食べ物。いただけて大変うれしい。ありがとうございました」と話し、笑顔で感謝を伝えました。

写真=「食事のよろこび」をテーマに講演した土井さん(長野県茅野市で)