リンゴ栽培のきっかけづくり 新規就農セミナー JA信州諏訪

2025.02.20

 JA信州諏訪は2月10日、茅野市の野口果樹園でリンゴ剪定作業の現場視察会を開催しました。新しく栽培を始めたい人、栽培経験が浅い人など10人が参加。リンゴの整枝・剪定について学びました。

 

 講師は、諏訪農業農村支援センターの盛次陽介技師が務めました。実際に作業をしながら、高密植栽培における剪定と誘引方法を説明。リンゴ剪定の基本3原則①樹全体に光が当たる②樹の内部まで薬剤がかかる③管理作業がしやすいようにする――を意識するように指導しました。「冬の剪定は、来年度実をならせるための第一歩。基本3原則をきちんと守ってほしい」と話しました。

 

 参加者の一田浩太郎さん(47)、涼子さん(50)夫妻は「現物を見ながらの講習はわかりやすく参考になる。昨年植えた樹に立派な実が付くように、学んだことを活かしたい」と話しました。

 

  JA信州諏訪では、新規就農や新規作付けを目指す人を対象に野菜と花き、果樹の現場視察及びセミナーを開催しています。

 

写真=盛次技師から説明を受ける受講者(長野県茅野市で)