2024.09.06
JA信州諏訪直売所専門委員会は9月2日と3日、管内3カ所で「野生キノコ出品にかかわる講習会」を開催しました。同委員会のA・コープ直売部会と夢マーケット直売部会の部会員合計79人が出席し、野生キノコの食中毒防止と事故事例について学び、出品方法を確認しました。
9月3日、諏訪市のすわこ営農センター会場では29人が受講。長野県諏訪保健福祉事務所食品・生活衛生課の百瀬ゆかり担当係長が食中毒の発生状況と事例、販売における注意点を説明。「知らないキノコは、採らない、食べない、売らない、あげないを徹底してほしい」と呼び掛けました。
営農部生産販売課の牛山康人係長が出品可能な「マツタケ」「ショウゲンジ(コモソウ)」「クロカワ(ウシカワ)」「ハナイグチ(ジコボウ)」の4品目の特徴と出品手順を確認しました。「規則を遵守して、安全に野生キノコを出品してほしい」と話しました。
同委員会は、野生キノコの出品を希望する部会員全員に毎年、同講習会の受講を義務付けており、出品は受講証明書の発行を受けた部会員に限定しています。出品時は受講証明書の他、採取報告書と野生キノコの現物を直売所職員が確認します。
写真=キノコ中毒の危険性を学ぶ部会員(長野県諏訪市で)