福祉施設の美化活動 JA女性部と職員が連携

2024.06.05

 富士見町のJA信州諏訪富士見町中央支所と女性部富士見町ブロックは5・6月、同町の特別養護老人ホーム「紅林荘」「恋月荘」で花苗の定植や草取りを行いました。役職員・部員計26人が参加。施設入居者や利用者が気持ちよく日々を過ごせるよう、皆で周辺の環境づくりに汗を流しました。

 

 この活動は、支所食農活動の一環として毎年この時期に行っています。同ブロック事務局の職員が、同町のJAファームふじみからアゲラタム、マリーゴールド、なでしこ、ブルーサルビア、ニチニチソウ計80株を手配しました。

 

 「紅林荘」では5月25日、玄関前や中庭にある花壇3カ所に、花苗を生長後の見栄えを想像しながら植えました。

 小林範彦施設長は「施設の皆さんが外に出たとき、花苗があるととても喜び、和んでくれる。いつも心を寄せていただいて大変ありがたい」と感謝を伝えました。

 

 「恋月荘」では6月1日、中庭の花壇の土を起こして畝を作った後、花苗を彩りよく植えました。

 

 田口兼一郎施設長は「大勢の方に来ていただき、素晴らしい花壇を作っていただき感謝の気持ちでいっぱい。長くきれいに咲き続けられるよう大切に育てていく」と話しました。

 同支所の牛山洋一郎統括所長は「女性部の皆さんと職員が一丸となって取組むことができた。施設の皆様にきれいな花を楽しんでもらえればうれしい」と話しました。

 

「恋月荘」で花壇に色とりどりの花苗を植える参加者(長野県富士見町で)