産地づくりプロジェクト ソルガム初出荷!!

次世代職員を中心に信州諏訪の農業振興を目的とした「産地づくりプロジェクト」。
耕作放棄地を減らしたい、農業の担い手を掘り出したい、そんな想いで普段は事務職をしているアラフォーサラリーマン3人組が、有志とともに新たな栽培品目に挑戦をしました。
挑戦した作物は、今話題のスーパーフード「ソルガム」です。
高温干ばつに強く、栽培も比較的容易ということで、兼業農家への普及が可能か検証を兼ねて、プロジェクトに取り組みました。
遊休農地で除草剤を使わずに試験栽培を行い、雑草とのし烈な生存競争、大雨や暴風などの試練を乗り越え収穫にこぎつけました。
収穫の方法や搗精の方法も手探りでしたが、消費者の方が食べやすいよう、外皮を削り取るなど工夫を凝らしています。
汗と涙の結晶は混入していませんが、プロジェクトメンバーの想いの詰まった記念すべき、第1弾商品になっています(#^ ^#)
Aコープ・ファーマーズ ピアみどり店 直売コーナーでの販売を予定していますので、ぜひぜひ皆さんご賞味ください。
商品名:赤ソルガム
内容量:300g
価 格:960円(税込み)
生産者:産地づくりプロジェクト
出品先:ピアみどり直売コーナー
    サンライフ店直売コーナー
    原村店直売コーナー
    富士見店直売コーナー
    夢マーケット田中線
    夢マーケット文出
    さざなみ新鮮市
※食べ方の例はページ下部をご覧ください。

ソルガムって何?

赤ソルガム(たかきび)
赤ソルガムは別名「たかきび」とも呼ばれています。私たちにはこちらの方が馴染みが深いですね。
ポリフェノールやギャバも含まれており、いつものご飯にちょこっと加えるだけでこれらの栄養を摂取することができます。
ご飯と一緒に炊くと、赤ソルガムの色がお米に移り、赤飯のような鮮やかな色にお米が染まります。
食感もプチプチしていて、少し違った味わいを楽しむことができる点も魅力です。
白ソルガム
白ソルガムは主に粉末にして、加工食品の材料として使われています。
とりわけ、グルテンフリーのための小麦の代替品として注目されています。グルテンフリーとは、小麦を原料とする食品の”グルテン”を摂取しないようにする食事療法です。体質改善のために海外の著名人が取り入れたことをきっかけに一般に広がり、現在では、日本でも耳にするようになりました。
また、小麦アレルギーの方でも安心して食べることができる点も魅力です。
グルテンが含まれていないので、モチモチ感やフワフワ感は弱まりますが、パンやスイーツ、焼き菓子、お好み焼きなど様々な食品に使うことができます。

サスティナブルなソルガムの魅力

ソルガムの魅力は食物だけでなく、カーボンニュートラル(脱炭素社会)への貢献も期待されております。バイオプラスチックやバイオスエネルギーの原料としても注目されております。      
また、循環型社会構築の可能性として、
生産中は環境適応能力が高く、成長過程でCO2を土壌に固定化

・実を収穫し食料として利用

・残った茎や葉を畜産のエサやバイオマスエネルギーに利用

・堆肥として畑に還元
このように、生産したソルガムを資源として、余すことなく再活用することできる、まさにSDGsの申し子ともいえる作物です。

おいしい食べ方

<ほんのり赤いご飯が炊きあがります>
~いつものご飯にちょこっと+プラス~
①炊飯前に本商品をよく洗ってください。
1合に対し、スプーン1~2杯が目安です。
※脱穀時の茎などが混ざっていることもあるので、しっかり洗ってください。
②洗ったソルガムを炊飯前のお米に混ぜてください。
気持ち水を多めがおすすめです。
③いつも通りの炊飯でOK。

たったこれだけで~…「赤ソルガム(たかきび)ご飯」の完成です。
この他にも、様々な食品にチョイ足しすることができます。
因みに私のお勧めは「ニラ味噌炒め」にチョイ足しすると、とても美味しいです。

About us

私たちは諏訪地域の農業振興を目的として、営農部の協力のもと部署の垣根を越えて活動をしています。
今年度はソルガムの他にも、遊休農地削減・担い手確保を目的とした「JA農園」も開園しました。
今後は果樹や生花の試験栽培も続ける予定です。

皆様からのご意見ご感想が活動の励みになります。
活動に対しての激励、ソルガムを食べてみての感想をお寄せください。
       

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